| 発刊年月 | 2023/10 |
|---|---|
| 体裁 | A4 :267ページ |
| 価格(税抜価格表示) | 2,500,000円 (日本語/PDFデータ) |
- 概要
在宅勤務・リモートワークの拡大とDX推進の取り組みが進んだ結果、日本国内においてもパブリッククラウドの活用が本格化している。 パブリッククラウドはコンテナやマイクロサービスなどの新しい技術を採用していることから、監視対象となるITシステムの複雑化が進んでおり、システム運用管理にも変化への対応が求められている。 新しい需要に応えるべくパブリッククラウドのインフラ監視に特化したSaaSやオブザーバビリティ(可観測性)に対応した新しいクラウドベースの製品・サービスが増加してきており、サービスマネジメント市場にも変化が起こっている。 パブリッククラウド上で稼働するシステムが増加しても従来から利用しているオンプレミス環境で稼働するシステムが直ちになくなるわけではない。 その結果、パブリッククラウド上で稼働するシステムの増加に従って監視対象となるシステムが増加しシステム運用部門の負荷は増大する傾向にある。 また、オンプレミス環境とパブリッククラウド環境では適した運用手法が異なることから、従来通りの運用手法をそのまま持ち込むことができず運用環境の分離・分散が発生しつつある。 今後、システム運用部門にはパブリッククラウドとオンプレミスが混在する環境をいかに効率的に運用していくかが求められる。 上記のような変化が起こっている2023年調査においては、下記のポイントに対して分析・考察を行っていく。 <2023年 市場調査のポイント> ・パブリッククラウドの活用状況はどのように変化しているのか? ・パブリッククラウドをターゲットとした運用管理SaaSの動向 ・ハイブリッド・マルチクラウド時代にサービスマネジメントに求められることは何か? ・オンプレミスとパブリッククラウドが混在する環境を運用していくうえでの課題は何か? ・システム運用部門における人材不足の状況とその対応策は? ・サービスマネジメント領域におけるAI・MLの活用は日本市場で受け入れられるのか? また、毎年継続実施しているエンドユーザー調査において、変化を迎える時期におけるエンドユーザーの現状や今後の方針について明らかとしていく。 <2023年 エンドユーザー調査調査のポイント> ・エンドユーザのパブリッククラウドの活用状況と方針 ・エンドユーザの運用管理SaaS利用の利用状況と方針 ・オンプレミスとパブリッククラウドが混在する環境を運用していくうえでの課題は何か? ・システム運用部門における人材不足の状況とその対応策は? ・パブリッククラウドのコスト/セキュリティに対する意識は変化しているのか?
- 目次
I. 調査まとめ II. 運用部門まとめ(企業に所属し、システム導入に関与する権限のあるシステム運用担当者300名に対するアンケート調査の集計・分析結果) III. サービスマネジメント市場 ソフトウェアトレンド(2017年~2027年) IV. 主要エントリーメーカーの動向(個票:16社)
