監視カメラ、産業機器およびセンサ

2017年 IoT市場のマーケティング分析
~ IoTエンドユーザーはこう考えている ~

発刊年月 2017/10
体裁 A4 :212ページ
価格(税抜価格表示)
1,000,000円(日本語/ハードコピー + PDFデータ)
概要
本調査レポートは、IoT分野で製品・サービスを提供しているメーカーやSIerからヒアリングしたニーズを元に作成している。
2014年~2015年にかけてIoTという言葉と概念の普及が始まり、2016年に入ると多くのメーカーが自社製品のIoT対応を進め、いまやIoTプラットフォームを標榜する製品・サービスが増加した。
ユーザー企業側もIoTへの対応へと動き出し、PoC(概念実証/テスト導入)を実施し始めた。しかしながら、2017年現在においてIoTベンダーのビジネスは軌道に乗っておらず、苦戦している。
なぜそのような状況に陥ってしまったのだろうか?この点を明らかにするために、実際にIoTを導入している又は導入を予定しているユーザー企業に対して、以下のことを調査しまとめている。

  1) カスタマイズした最適なものをユーザー企業は求めているであろうか?
  2) ユーザー企業は本当にお金を支払ってくれるのだろうか?
  3) お金を支払ってくれるとしたら、それはいくらなのか?初期導入コストなのか、維持運用費用なのか?
  4) IoTベンダーに何を求めているのか?

さらに、実際にIoTを構築しようというユーザーが支払う金額を基にIoTのリアルな市場規模を算出している。
これは、IoT市場は何兆円、xx億個のデバイスがインターネットに繋がるという実感が伴わない数字ではなく、ユーザーが今後IoTに支払っても良いとするリアルな数字となっている。

IoTのシステムでは、実際に日々のビジネスを行っている事業部門が初期導入に関わるケースが多くなっている。
この事を踏まえ、エンドユーザー調査を実施するにあたって、事業部門(業務/ビジネス部門)に所属するユーザーを調査対象として選定し、実施している。
 
目次
I. 調査まとめ
    本レポートの目的/調査範囲/調査期間について
    調査まとめ
    IoTビジネスの実態
    IoTの本当の市場規模はどの程度なのか?
    IoT市場は今後どの程度増加していくのか?(IoT市場トレンド、2017年~2026年) など
II. 業務/ビジネス部門
    有効回答数278件に対して、26問の設問を実施
III. 業務/ビジネス部門 クロス集計データ
    業種別集計
    従業員数別集計
    IoTの取り組み状況別集計
    製造業内訳別集計