発刊年月 | 2024/3 |
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体裁 | A4 :262ページ |
価格(税抜価格表示) | PC資産管理パッケージ:450,000円(日本語/PDF) モバイル管理パッケージ:450,000円(日本語/PDF) フルパッケージ:800,000円(日本語/PDF) |
- 概要
今後、エンドポイント管理市場に関連するトピックで最も影響が大きいトピックは2025年10月に予定されているWindows 10のEOSである。 クライアントOSのバージョンアップはハードウェアの入替や管理ソフトウェア・。サービスの見直しにつながることが多いことから、主にPC資産管理市場に大きな影響を及ぼしている。 今まで大手ユーザー企業におけるWindowsのメジャーバージョンアップは1世代飛ばしで行われることが多かったが、バージョンアップサイクルやOSのライフサイクルも変化してきていることから、Windows 10 → 11においてどのような動きになるかは予想がつきづらい状況にある。 また、PCとスマホ・タブレットの統合管理ニーズが根強いことから、今回の見直しを機に統合管理を検討するユーザーも出ることが予想される。 モバイル管理市場では、市場を拡大する要因となった文教分野におけるGIGAスクール案件の1回目の大規模端末入替え時期を迎える。2025年度末をターゲットとしているユーザーから検討の声が聞こえ始めている。 文教分野という特殊な市場で単価は安いものの、ユーザー数が多いことからリプレース提案が活発に行われる可能性が高い。 企業ユーザーにおいては、企業内に複数導入されているMDM・EMMを一本化する動きも出てきている。一本化を検討するユーザーに対してPCとの統合管理やセキュリティ製品・サービスのバンドルを提案する流れが出てきている。 各市場や業種において大きな変化を遂げたものの、すべてをカバーする戦略は存在しない。 そのため、各メーカーが自社の長所・短所を理解したうえで、どの市場・どの業種を重点的に攻めていくのかの戦略を立案する必要がある。 本レポートでは、周辺環境が変化していく中でエンドポイント管理に何が求められているのか?各市場にエントリーするメーカーはどう対応していくべきかを主軸に調査・分析を行っていく。
- 目次
I. 総論/まとめ II. 市場動向 エンドポイント管理ソフトウェア・サービス市場 1). 市場全体 出荷金額トレンド(2022年~2028年) 2). エンドポイント管理市場 市場全体メーカーシェア 3). PC資産管理・PCセキュリティ市場 出荷金額トレンド(2022年~2028年) 4). モバイル管理市場 出荷金額トレンド(2022年~2028年) 5). エンドポイント管理ソフトウェア・サービス カテゴリ別市場規模(2022年~2028年) 6). エンドポイント管理ソフトウェア・サービス市場 主要メーカーの売上 7). PC資産管理・PCセキュリティソフトウェア市場 メーカーシェア 8). PC資産・PCセキュリティSaaS市場 メーカーシェア 9). モバイル管理ソフトウェア・SaaS市場 メーカーシェア 10). 法人向けPC出荷動向(2022年~2028年) 11). 法人向けスマートフォン出荷動向(2022年~2028年) 12). 法人向けタブレット出荷動向(2022年~2028年) 13). SaaSアカウント管理市場 メーカーシェア III. 主要エントリーメーカーの動向 主要エントリーメーカー10社のインタビュー個票を掲載 IV. ユーザー調査 PC資産管理を行っているエンドユーザー323件に対して実施したwebアンケート調査結果を掲載